掛けるタイラバへ。そして明石専用仕様のフックセッティング。
日に日に暖かくなってきた。
明石のタイラバも海苔パターンが終りを迎えつつミミイカパターンに突入してきた模様。
昨日も明石のステイゴールドさんへタイラバを堪能しに行ったが、海苔パターンとミミイカパターンが混合した感じでした。
釣果はこんな感じ。
真鯛3匹。マゴチ1匹。
サイズも良型で釣果として申し分なし。5回掛けて1匹バラシ。アタリは海苔パターン全盛期に比べて激減した感じです。船中バラシが頻発していました。嶋船長も他の遊漁船と連絡をとりつつ情報交換してくれていますが、同じく船中バラシが頻発していたそうです。
タイラバと言う釣りはカブラと呼ばれるラバー製ルアーを落として巻くだけと言うシンプルな釣りですが、基本原則として真鯛が当たってもアワせを行わず等速巻で魚任せな釣り。として知られています。
20年近くタイラバしてきて僕も数年前までは基本に忠実でした。ま、それでも厳冬期~3月までにかけて明石の低活性の真鯛は魚任せにするとノラない。そしてヒットしても掛かりが浅いからかバレやすいと言う特徴があります。
4年前ぐらいから、僕は掛けるタイラバを実践しています。合わせのタイミングなどは場数を踏めば身体が覚えてくるので掛け損ねも減ってきます。掛けてノセた鯛のバラしは極めて少なく感じています。
掛けるタイラバは成立してきた背景としてロッドを始めとしたタイラバのツールの進化が大きいと思います。
掛けのタイラバは正直独学です。
ことの発端は数年前、ジャッカルのビンビンスティックエクストロが初めてリリースされて、僕が欲しかったモデルは完売してしまい、BSXS-C68Mと言うモデルだけが店舗に売れ残っており、購入したことがきっかけ。
タイラバロッドと言いながらめちゃくちゃ固いロッドです。青物来てもゴリ巻きできますから(笑)。固いロッドは食いが渋い時は魚が乗らないんですよね・・・。当たった瞬間に合わせを入れると掛かると言う現象。BSXS-C68Mはそれから未だに現役です。
ミディアムぐらいが丁度良いと思います。
ライトやウルトラライトはノセのタイラバ専用かと思います。ロッドが柔らか過ぎて合わせてもロッドが吸収しちゃうので上手く掛けれないのかと思います。
フックセッティングに関しては色々自作して研究してきました。過去のブログ記事を参考にしていただければ。
より『掛け』に特化した場合のセッティングは??
色々試してきたけども・・・。結果はフックの段差とかそう言うものではなくて、アシストフックのラインの硬さだと思っています。
柔らかいラインでアシストフックをセッティングすると乗せにくくなります。あくまで掛けに特化したフックとして僕は使っています。
自作のフックが凄く評判良くて、売って欲しいと言われ船上でお会いした方々には販売しています。SNSを通じて『入金確認してから製作配送』してる個人の方々が多いらしく、同じような対応を求められますが、そんなの面倒なので通販サイトで販売させて頂く予定にしています。