傑作すぎるので個人ブログにも
こちらのブログは久々の更新ですね。
今回8年前の企画を煮詰めて煮詰めて煮詰めてよ~やっと形に出来たので嬉しくて個人的にも記録しておこうと。詳細はオフィシャルブログで書いてます。
こちらでは、本当に良い鞄でけたので個人的に自画自賛してみよう(笑)。
母を訪ねて三千里の主人公マルコのいっつもくっついている猿のお名前から『アメディオ』と名付けた。いつもくっついてるぐらい使いやすい鞄と言うコンセプトでね。
もっともらしい解説しましたが、本当はコンセプトから鞄のデザインも影形もない状態で名前が決まったと言う数々の企画プロデュースアイテムを手掛けてきましたが、初めての企画であります。
パッと見たら鞄がばたつきそうに見えるがフィット感は驚くほど。背中に吸い付くようなフィット感だ。
ボディーバッグは誰しも一つは持っていると思う。
だけども、意外と頻繁には使用しない。ボディーバッグは思ったより荷物の出し入れが不便だと言うこと。今回はこのボディーバッグの持つ課題を解決した。背中から前後鞄がスムーズに回転させることができると言うこと。
ハンドルを引き込むことで、鞄を身体の前後にスムーズに移動することができる。そしてボディーバッグのショルダーベルトの可動領域を制限することで鞄のバタつきを抑えることもできる。
そして今回、脱クロム製法のレザーを採用した。
スムースレザー・・・ベリンダ
シュリンクレザー・・・アルモシュリンク
2種類のレザー。
ヌメの革の風合いをそのままにクロムレザーの軽さと耐久性を実現しようとしたのがハイブリッド鞣しの中でも脱クロム製法と言う概念。
グッドレザーさん(商社)は積極的にタンナーに働きかけ試行錯誤してヌメと遜色の無い脱クロムレザーを創り上げた。コバ磨きもできるほど。
天然皮革素材ならではの不規則なシュリンクは同じものはなく、唯一無二である。
ボディーバッグとしては容量のあるオールレザーの本体だが、850gと言う概算重量。まさに脱クロム製法の本来の目的を達した鞄と言える。
天才的なパターン設計を生み出し、卓越した製作技術を持つ椎名賢君の傑作だと思う。
今後カラー展開もリリースしたいが、なにせベンチメイドで一人で組み立てるので、次回リリースは不明。
お好きな方、レザーフリークの方に是非持っていただきたい。