私見ですが今後のロシアの行方
2月24日から始まったロシアのウクライナ侵攻。連日多くの方々がお亡くなりになったり負傷されたり、避難されているのを見て心が痛みます。
ロシアの侵攻開始後の2日目26日に僕はこんなブログを書いていた。
今でこそ、ニュース番組や報道番組であれこれ報道されていますが、
『結構当たってる!!今後どんな展開になるかと思いますか?』
と言ったご意見を頂きました。
僕は政治学者のような専門家でも無いですし、預言者でも無いので分かりかねますが、私見として今回もブログに記録しておこうかと思いました。
ニュース番組・報道番組でもよく争点になっていますが、僕個人としては、核は使わないと思います。プーチン大統領やラブロフ外相が核の仕様を匂わせているからこんな争点になっているかと思います。
これが私見です。
さすがに大統領一人の判断では核ボタンは押せません。大統領がボタンおしてから、ロシアは空軍の中佐以上の階級の軍人の承認も必要だったかと思います。勿論、NATO、米国はロシアを使った際の対応を準備しているでしょう。それは報復の核使用。
ロシアが万が一核を使えば15分後にクレムリンを含むモスクワ全域が地図から消えます。プーチン大統領ご乱心でも軍部が承認するとは思われません。
ウクライナの首都キエフを陥落できるかどうかは分かりません。がキエフが陥落してもしなくてもウクライナ全域の占領はできないでしょう。空前絶後の経済制裁でロシアは破綻するので、個人的にはこの制裁を解除するにはロシア解体・民主化で徐々に経済制裁が緩和されていくのではないかと思います。
第2次対戦以降、戦争・紛争など武力衝突が発生した場合、民間人の攻撃はご法度と言うルールが制定されています。これは軍事力の近代化で人類の存続に関わる事からも当然だと言えます。
ウクライナのゼレンスキー大統領は国際刑事裁判所(以下ICC)へロシアを戦争犯罪だと付託しました。ICCは国際法に違反した個人を裁く裁判所です。ポイントは個人を裁くってとこですね。プーチン大統領とその官僚達は戦犯として罪を問われます。
例えば先日、ロシアがウクライナの産科・小児科病院を空爆したと報道されました。
これはあえて病院をターゲットに狙いを定めてミサイルを打ち込んだと言うことです。当然、国際法違反で国際的にロシアは批判を受ける訳ですが、
ロシアのラブロフ外相は病院に一般人は居なくて軍隊しか居なかったと。怪我した妊婦などはメイクでフェイクニュースだと言い切りました。
しかし、今はスマホの映像や様々な映像を解析する機関があり、嘘だと証明されています。
ICCはズバリ、有罪立証するでしょう。ラブロフ外相も立派な戦犯になりました。
プーチン大統領、ラブロフ外相その他官僚が有罪になった場合ロシアはICCに加盟してませんから~とすっとぼけるでしょうけど、ロシア国外に出た場合逮捕されて罪を償うことになります。
2日で制圧するつもりが、早3週間。プーチン大統領の誤算として内部粛清とかロシアも大変です。戦争って凄くお金がかかります。経済制裁でロシアの通貨ルーブルも大暴落、銀行、クレジットカード止められてるお金入って来ないのに大金が毎日出ていくだけ。
プーチン大統領もこんだけ国際的に孤立すると引くに引けないから停戦したがらないと思います。万が一、停戦しても国際的なロシア潰しは続くと思います。
しかも民間人を狙った無差別攻撃。
停戦した。軍を引いたからと言って国際的な犯罪者・犯罪国とロシアはなるので、世論もあり国際的には引き続き経済制裁及び国連での常任理事国の剥奪などロシアにとってはもはや何のメリットも無いと思われます。
この場合の停戦はロシアで確率は低いですがクーデターなどによる政権失脚による降伏などかな?と思います。
さらに経済は復活の見込みはないと僕は思います。
ロシアは大国といっても国土面積、軍事力であって、経済大国ではないんですよね。侵攻前でも日本の半分のGDP。シンガポールと同等のGDPでした。そこに今回の侵攻に伴う経済制裁。
ロシアに進出してた日本を含む外資系企業は一斉に撤退や休業を決めました。
これは民間制裁ではないと思います。ビジネスは商売ですからロシアで商売すると何らかの支障をきたすと言う経営判断です。
そこでプーチン大統領。こんな決定してますね(笑)。
とか
そして航空機はリース契約が多いのですが、今回の戦争で当然航空便止まります。リース料は払わないし、借りてる航空機500機ロシアが自分のモノにすると言うこと。
借りパクですよ。まさに(笑)。
企業は資産差し押さえされるわ、勝手に名前使って営業されるわ、借りパクされるわ。そして何よりロシアは数十年ごとにクーデター起こるわけですよ。歴史的にみて。停戦したところで、そんな国に進出する企業なんて考えられませんよね。
クーデターが起こるかどうかは知らないけどこんだけ国際的に孤立させて国内の経済を衰退させて政権維持は難しいでしょう。後任の政権できても経済制裁は継続され、多分ギブアップするしかないと思います。
今日の朝一のニュースはこれでした。
中国がロシアに経済的・軍事的支援をしようとしている。
当然、民主主義と社会主義があるわけでロシアに賛同する国があっても可怪しく無い訳で。
実際中国はロシアに対する経済制裁も反対してるし、国連の議決も棄権してる訳で。
でも中国はロシア寄りと思われたくないので反論してる。
中国とロシア。同盟国ではないんですよね。
対アメリカってことで経済的、軍事的に協力してるだけで。
実際に中国はいずれロシアがウクライナに侵攻すると思ってたでしょうけど、まさかパラリンピック前に侵攻すると思ってなかったのかも。しかもこんな迅速にロシアが国際的に孤立させられるとも思ってなかったはず。
ロシアのお仲間ってレッテルが貼られると中国も国際的に嫌われる。これは避けたい。
しかも侵攻してるウクライナも中国と仲良しの国。何の恨みも無いしやめてくれよ。と言うのが本音か。
中国にとって一番怖いのはロシアの解体。中国もこの経済制裁続けばロシアが壊れると発表してます。ロシアが解体されて民主主義の国ができちゃうといきなり後ろに敵国が出来てしまう。
ロシアの仲間と思われたくないし、ロシアを壊されたくない。
これは中国がどうするかで予想つかないですね。
戦争なんで双方の言い分はあると思います。
だけど今回ロシアのやってることは立派な犯罪です。プーチンの誤算で数千人が命を落とし数百万人のウクライナ人が平和な生活を失われてる訳で、プーチン大統領と官僚は罪を償うべきだと思います。