日本経年変化協会の会長の徒然日記

『日本のモノ造りは世界トップレベル』一生愛用できる経年変化するアイテムを企画する日本経年変化協会の会長の日記代わりのブログ

本当に釣れる明石沖タイラバの神ネクタイ

明けましておめでとうございます。令和4年が始まりました。
今年も仕事に趣味に没頭できたらなぁ~と思います。
さてさて、仕事初めになる前に趣味のお話を。

趣味にオフショアの釣り、船で沖釣りするのが非常に楽しいんですが、とりわけ明石の全国的ブランド真鯛をカブラと言われるルアーで狙うタイラバゲームにぞっこんであります。底まで落として巻くだけですが、シンプルが故に奥が深い。青物を狙うジギングとは違い、何年やっても坊主食らう事もあるし、自分だけが釣れる事も、逆に自分だけ釣れないなんて事もある初心者からベテランまでハラハラする楽しい釣りです。

20年前ほどはマイナーな釣りで専用ロッドとかも限られていてネクタイも言うほどなく、明石でも一部の遊漁船しかやってない釣りでしたが、近年では全国的に愛好者も増えて遊漁船の船長もポイントを把握し、道具が進化し明石でも1年中楽しめる釣りになってきました。

それでも全国的に見て明石の真鯛は難易度高いです。遠征することも有りますが、お隣岡山県に行ってみると自分が上手くなったんじゃないかと言うぐらい真鯛が釣れます。明石の真鯛は基本渋い。アタリの数が少ない上に潮の流れが早く、根がかりも多いと言う環境。そんな中でカブラの命と言えるネクタイ。各釣具メーカーから毎年のように新商品が発売され、釣れない時はネクタイを交換しまくるネクタイ迷子に陥ることもあるある(笑)。

春夏秋冬季節によりベイトも様々ですが、僕は通年を通して良く釣れるネクタイに行き着いた感があります。船の中で驚かれますが、僕は3パターンのネクタイの色違いしかここ最近使ってません。種類多いと僕も心が揺れて迷いますから(笑)。今回は明石沖で僕も愛用する神ネクタイをご紹介したいと思います。主観ですよ。主観。でも僕はこれでかなりの確率で坊主が無くなりました。

WGショートカーリー 海遊

明石のタイラバ愛好家ならご存知、タイラバの上手な方々が集まった”いっしん会”。メンバーのお一人、通称”白メガネ”さん考案のネクタイが海遊さんからリリースされたWGショートカーリーです。

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正直海遊さんのネクタイ個人的には好きではなかったです(笑)。細いネクタイばかりで。明石は細いネクタイが釣れるみたいな風潮があるように思えて便乗してるだけのイメージでしたが、WGショートカーリーは使えます!!
細いネクタイが苦手な人にもなっとくのヴォリュームと派手な波動。チャリコもヒットして来ますが、比較的良型の真鯛のヒットを期待させてくれます。メリット、デメリットとしては

メリット
・明石ヘビーアングラーによる明石専用カーリー
・1年中使えるカーリー
・上記よりパイロット的な存在

デメリット
・フックと絡みやすい

数多く存在するタイラバのネクタイ。明石で一番テストしたネクタイと言うのはほぼ無い。そんな中で明石をホームとするヘビーアングラーの自作ネクタイが商品化されているので、明石向けと言えます。

実際、僕も最初見たときは単なるショートカーリーかと思っていたが使ってビックリ。非常にアタリが多い。またヒットした場合良型である事が多く、春夏秋冬問わず使えるマルチなネクタイだと感じている。最初の一投目のパイロット的なネクタイとして使い、その日の真鯛の状況に対応する策を練りやすい。

デメリットとしては市販されているフックでは絡みやすいとの声も多いのでフックセッティングを気をつけることが重要だと思います。

α(アルファ) 松岡スペシャ

その知名度は全国レベルか香川県を代表する遊漁船ONE PIECE。そこから実釣テストを繰り返してリリースされるのが松岡スペシャルです。同じ瀬戸内と言っても環境によって異なり、前述しましたが明石は別格に難しい。リリースされている全ての種類が明石で有効とは思いません。が、α(アルファ)は使えます。

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こちらも大きな派手なアクションで比較的ヒットした場合は良型の真鯛であることが多いです。メリット、デメリットとしては

メリット
・大きなアクションでアピール強め。
・比較的良型の真鯛がヒット
・チャリコゾーンから良型釣るのに最適
・ネクタイのカラーが豊富

デメリット
・アピールが強すぎる場面がある

僕は通年使いますが、夏場は目茶苦茶強いネクタイだと感じてます。ブリブリ泳ぐ非常に波動が大きなネクタイです。

冬場の明石タイラバゲームはチャリコが多くチャリコ数釣りモードに入った時には良型を釣るために使って居ます。

そしてネクタイのカラーが豊富。松岡スペシャルにしか無いようなカラーがあって、それが目茶苦茶ハマる時もあります!!

デメリットとしては2月が最も厳しい時期になりますが、チャリコすら数が釣れないような厳しい場面ではアピールが強すぎてアタリが消失する時があります。

僕はこんな使い分けしてます

最初のエリアでの第一投はWGショートカーリー。良型主体に釣れるとネクタイ変更なし。WGショートカーリーのカラーチェンジぐらい。ちゃりこが良くつれるようであれば、α(アルファ)にネクタイ交換して良型を狙う。

 

SPARE SKIRT START

元祖シングルカーリーと言えるのがSTARTからリリースされているSPARE SKIRTです。シングルカーリーにしては波動強め。そして豊富なカラー展開と販売価格の安さ。コスパ高くて好きです。

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普段使いから冬季の海苔パターンまで。他メーカーからリリースされているシングルカーリーは細い短いの多いですが、ワイドでチャリコから良型まで幅広くヒットしてきます。メリット、デメリットとしては

メリット
コスパが良い
・シングルカーリーで波動強め
・シングルカーリーでカラー展開豊富

デメリット
・最初から使う気になれない(笑)

なんと言ってもコスパの良さ。品質悪くないのに3枚セットで税込205円で僕の近所の釣具店で販売されてます。シングルカーリーも色んなところから最近リリースされてますが、シングルカーリーのパイオニア的存在でありながら波動強いです。しかもカラー展開が目茶苦茶豊富。赤、オレンジで食わない時とか助かってます。

デメリットはシングルカーリー故に魚のサイズ選べません。だから僕は最初から使う気にはなれないんですよね(笑)。

僕はこんな使い方してます

WGショートカーリーや、α(アルファ)でカラーチェンジしてもアタリが無い激渋の状況でSPARE SKIRT投入してます。船がエリア変えたらまた最初のWGショートカーリーから使うと言う3種類のネクタイのカラーローテを含めたローテーションで釣行してます。

 

乗り合いの遊漁船で僕のネクタイBOX見た方々は

「お前、ネクタイ少なくね?」

みたいは顔されます。
僕はこの3種類で昨年もかなり釣って耐えました(笑)。色々あると結局釣れてる人に合わせて自分だけ釣れないネクタイ迷子に陥るので断捨離して選択肢少なくしてます。巻きに集中するしかないので邪念なくタイラバできます。

使う場面限られてますがワームも

ネクタイの中にはワーム素材のものもあります。
僕もワーム潜ませてます。使う場面としては近年増えてきた

潮止まりのメッチャ鯛浮いてる状況

では僕ワーム使います。船長のアナウンスで

「めっちゃ(魚探に)鯛映ってるよ~。底から20m~」

みたいなの経験したことあるかと思います。
僕は浮き浮きパターンと呼んでますが、これ実は釣りにくいのよ(笑)。僕は正直苦手なパターンです。鯛サビキが有効な場面ですね・・・。

潮止まりで有効だと感じているのがワーム。僕はがまかつの桜幻ブランドの桜幻3Dソフトネクタイを愛用しております。

www.gamakatsu.co.jp

明石では一斉を風靡したマジカルワームとかありますが、マジカルワーム釣れるけど耐久性なさ過ぎ。うどんか?言うぐらい切れます(笑)。

潮止まりは基本早巻きなんでHGのベイト使ってワームで釣ってます。桜幻3Dソフトネクタイは波動と言うよりピット細かいプルプルした感じです。潮ゆるいとき本当によく釣れるし、耐久性が良い。切れそうで切れない。ペロ~ンと長いやる気のなさが好きです。

 

あくまでも主観です。
どこの釣具店でも買えて良く釣れるな~と思うネクタイをご紹介いたしました。ルアー釣りなんて自分の気に入ったネクタイを使えば良いと思いますので、ご参考までに。