日本経年変化協会の会長の徒然日記

『日本のモノ造りは世界トップレベル』一生愛用できる経年変化するアイテムを企画する日本経年変化協会の会長の日記代わりのブログ

「値切り」と「ついでに」は引き受けません

盆明けは休みだった業者とか動き出すので僕も動きまくり。
公式のブログで書きたいことあるけど、PCの前に座る時間もない。

keinenhenka.ko-co.jp

ま、それも本日まで。
明日からのんびりと新作とか通販サイトの準備をして行きます。

盆明けは問い合わせも多い。
以前お問合せ頂いたところも再度お問い合わせ頂いて前向きにすすみそうで何より。

でも大半は面談すらお断り。

どうしても少人数で活動しているので、全てのご要望にお応えすることができないので、お断りします。お断りの基準は

  1. 「安くして」と値切るところ
  2. 「ついでにあれもやって欲しい」と言うところ

この2点だけは問答無用でお断り。

実は昨年とある知人の紹介で、とある会社の仕事を受けたけどその会社の社長さんが、「値切り」「ついでに」が口癖でした。結局労力の割には功をなさない結果だったので、今は絶対引き受けてません。

 


『値切り』は双方が意味がなく、関係を悪化させるだけ


基本僕の見積は協力してくれている職人さんが驚くほど正確かつ妥当でぼったくりはございません(笑)。最初に予算の打ち合わせをします。予算が合うか合わないかは仕方が無いことで、ご縁があれば、後日お仕事をご一緒することになります。根拠もなく、

「もう少し安くならない??」
「最小Lot10個って言ってたけど今回だけ3個にしてくれない?」

と言われてこちらが応じて一応は「ありがとう。」と礼を述べられますが、これは心の底から感謝などされていません。

「ど~せ安くできるんだろう。」
「だったら最初から最小Lot少なく言えよ。」
「今回だけとお願いしたけど、次回も言ってやろう。」

となるそうです。
これ本当に僕の知らないところで社長さんが言ってたそうです(笑)。面と向かって言われなくても、その後の会話の節々で感じるのですが・・・。

対応して上げる方も、怖いのが無意識の手抜きになってしまうこと。絶対そんなつもりは僕も職人さんもないのですが、やはり気持ちよく仕事を受けていない限りモチベーションは通常よりも劣ります。無意識の手抜きは完全犯罪なんですけどね(笑)。

逆に気持よくお仕事させて頂くときはもう本当に気持ち良い。

なので、僕らは職人さんと話し合って、根拠ない値切りするお客さんは絶対付き合わないと決めています。


「ついでにあれもやって」も怖いもんです


「ついでにあれもやって。」と言う方も居ます。
初めは親切心でやってあげるのですが、次第にアレの要求がエスカレートしてきます。

それどころか、クレームじみた事まで言い出してきます。次第に僕らの商売に支障をきたすほどの存在になってしまったことがあります。とある先輩に相談したところ。

「原因はお前が悪い。最初に安請け合いしたのが問題で、その社長は何もできないから、自分の言うことを訊く奴隷を探してるんやで。部下と外部の区別がつかんくなってるんやな。」

と逆に叱られました。

なるほどなぁ~。最初に安請け合いしたのが失敗。

なので、これ以上一緒にお仕事でけません。とNoを突きつけたことあります。

 

なので、この2点が感じられるところはお仕事しません。
逆に僕が他社にこの2点を言わないように注意もしてます。嫌われるからね(笑)。

 

結局自分が好きな取引先と仕事する時間が出来てびっくりするほど企画の内容が面白いものができるようになった。精神衛生上にも良いしね。

で実は今度京都の会社さんとの作品がすっごくよいの。

発表は明日の夕方のよていでごわす。