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日本経年変化協会の会長の徒然日記

『日本のモノ造りは世界トップレベル』一生愛用できる経年変化するアイテムを企画する日本経年変化協会の会長の日記代わりのブログ

企画プロデュースと言うお仕事

現在少人数でコツコツお仕事しています。
誰か一人欠けても困ります。
嬉しいことに、うちで働きたいと言う若者が時々名乗りを上げてくれます。余裕は全然ないのですが、熱意に押されてお会いさせて頂くこともあります。

「給料は要りません!!雑用で結構ですので、いずれ企画プロデュースを手がけたいです!!」

熱く言ってくれる若者もいらっしゃいます。
おいおい、タダ働きさせたらブラック企業じゃん(笑)。
その前に気になる事が、根本的に理解されていなさそ~なので、こんな質問をしてみます。

「企画ってな~に?プロデュースってな~に?」

多分、僕がやっている事は派手で楽しく見えるのでしょう。
楽しいのは間違いないですが、実は客観的に見るよりも遥かに地味です(笑)。よくある回答が

「新しい新商品を考えること。」
「深く考えること。」

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まさに違います。


実は誰もが物心ついた時から企画してます。現在働いている方は毎日企画してます。
でも僕は企画力がありません。真剣に悩んでます(笑)


実は企画は誰もが物心ついた頃からやっています。先日も一緒にお仕事してるメンバーに聞いてみましたが、即答できなかったので「ウソ??」思いました。

企画とは計画すること。
つまりスケジューリングです。

子供の頃なら、夏休みの宿題を何時までに終わらせるか?と考えます。これ企画です。
営業マンはノルマ達成のために計画を立てます。これ企画です。

会社の事務員の女性社員だって一日の事務処理を何時までに終わらせるか考えます。これ企画です。
レストランのシェフは曜日ごとにメニューを考えて仕入れや仕込みを行います。これ企画です。

主婦は家計のやりくりを考えます。これ企画です。

最初は雑用でもと云いますが、雑用にも企画は発生します。

目的を達成するために、いつまでに何をすれば良いのか計画を立てるのが企画です。新商品のアイディア出しは単なるアイディアであって企画ではありません。
ちなみに僕は企画力がありません(汗)。
だって、新商品のアイテムやアイテムのリリース全て遅れてますから・・・。理由としては色々ありますが、計画通り行かないのは全て企画担当者の責任だと僕は思っています。

 


企画(計画)の中身を具体的にみるとディレクターがメッチャ重要


企画は計画ですが、大まかに分けて5段階。プロデューサーは企画全体を統括する仕事で映画監督とかが代表的な職種です。

①目的の明確化
②目的達成の納期の決定
③期間内の目的達成に必要な工程を明確化
④予算の策定
⑤計画の実行

ちなみに企画の③期間内の目的達成に必要な工程を明確化して各工程の責任者をディレクターと言います。ディレクタープロデュサーの計画に併せて自分が任せられた工程を実行できるよに企画(計画)します。

ディレクターは何か予期せぬトラブルがあって遅れる場合は必ずプロデューサーに報告しなければなりません。企画修正は計画修正であって、修正するならば早ければ早いほど良いのです。

僕もこれが当初できませんでした。僕の場合、ディレクターは製作であれば職人。素材であれば素材担当。みな平気で予定を遅れる。期日になっても出来上がってないので確認すれば平気で「まだだよ。」と言う。

ビジネスマナーとしてどうなんだと憤慨したら負けです。斜陽産業と言われる業界で生きている方々はその程度のレベルであって、そこクリアしたら斜陽産業になってません。最初は驚きましたけど、実際天然素材は季節ごとに温度など左右されるし、ハンドメイドである限り失敗や病欠もあります。それらを即時報告できない特徴のある人間と言うだけで喧嘩しても仕方ないので、それを見越した企画が求められるのがプロデューサーです。それで何度僕もお客様に頭を下げて謝罪したことか・・・。

最近は逐一コマメにこちらから報告して大幅な計画遅れが発生していないので、少し企画力がついてきたのかな(笑)?

 


プロデュースと言う意味も和製化してファジー(曖昧)に


さて、プロデュースと言う言葉も実は曖昧です。英語で直訳と日本で一般的に使われるのとでは意味が異なるので、和製化してると言えます。映画監督や番組製作責任者がプロデューサーと呼ばれるのですが、プロデュースにはもう一つ意味合いがあります。僕はそこだけが優れていると周りから言ってもらってます。それは

様々な方法を用いて目的物の価値をあげることを指すこと

です。ウィキペディアに出てます(笑)。

僕の場合は企画するアイテムに経年変化する(長年使えば魅力が増す)と言う付加価値をつけています。それは僕が自分のお客様と価値観を共有しているからでしょう。もともと愛好家の集まりですから、なんの苦労もそこはしてないのが強みなんですけどね。

 


そ~考えると企画書は以外と簡単です


僕もお客様や内部で企画書製作してます。企画の概念が分かれば、企画書は計画書の事で5段階が具体的に記載していれば、それでOKなんですな。

ちなみに現在の僕の企画書はA4一枚です(笑)。ど~してもと言うなら手書きのデッサンを付け加えるぐらい。

「お前、企画薄っ!!」

とお客様に言われることがありますが、外部の企画プロデュースさせて頂く時は今まで他社とバッティングしてもなぜか企画は通りました。A4用紙一枚に収まるぐらい具体的であるってことです。僕のサラリーマン時代の先輩上司の格言。

「企画書の分厚さは自分の自信のなさ。」

これ今よ~響きます。心に。
成績上がらない会社では無駄に企画書分厚かった。内容薄いので体裁でカバーしたんでしょう(笑)。
落とした企画案は確かに企画書分厚かった。

そ~思うと当時苦手だった上司。嫌いだった上司は本質を教えてくれたんだと思います。も~お会いすること無いけど、今心底感謝してます。

僕もまだまだ企画のお勉強中。