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日本経年変化協会の会長の徒然日記

『日本のモノ造りは世界トップレベル』一生愛用できる経年変化するアイテムを企画する日本経年変化協会の会長の日記代わりのブログ

アウトレットって凄いし、奥深いよね。

暑い。蒸し暑い。不快指数凄い。

今日は兵庫県三田市にある三田プレミアム・アウトレットに行ってきました。

www.premiumoutlets.co.jp

海外出張や4泊超える出張もあるのでスーツケースを探しにね。

日本の誇るACEさんが直営でアウトレットに入っております。アウトレットに売ってる商品ならカバン専門店や百貨店で買う意味ないよね・・・。

そもそもアウトレットって少し傷があるようなB品であったり、型遅れの余剰在庫を価格を割り引いて販売するのが従来の姿だ。

けども近年ではショッピングモール化しており、B品や型遅れなんてほとんど存在しておらず、アウトレット向けの商品やアウトレットを考慮した製品の開発・製造までされています。

消費者も馬鹿じゃないから、同じ商品で価格に差があると誰でも安い方で購入するし、小売店舗なんて高いだけに過ぎない。なので少し足を伸ばして行ける距離にアウトレットがあれば、アウトレットで購入するよね。

ここで重要なのは

一度割引で買ったブランド(メーカー)の商品は次は定価で購入することに消費者はかなり抵抗を示す。

と言うことだ。

ポール・スミスだって17万円もしたスーツが半年も経てば半額近い値段でアウトレットの店頭に並ぶ。やってられないよね。割引率も半端ない。50%~80%オフって原価幾らなんだ???人件費、店舗の運営費まで賄えているわけで恐ろしいですな。

 

モノを企画する立場からすれば、そんなアウトレットに流れるような商品と原価率が全然違うので、素材品質が異なることは過去に説明しました。

japanaging.hatenablog.com

 


ちなみにうちはアウトレット自体が存在しないし、サンプルすら世に出さない


 「アウトレットのイベントにブース出しませんか?」
「型遅れ商品の在庫を一掃できるイベントですよ。」
「サンプルセールをやりませんか?」

とうちもお誘い時々して頂けます。業界の方々に声かけてもらえるのは有り難いし、稲妻フェスティバルなんかも僕も楽しみにしてます。

www.inazumafestival.com

大好きなブランドが集結して、イベント楽しいよね~。

けどうちは参加しませんし、できません!!

  • まずB品が存在しない

縫製工場である程度の数生産するからB品が出てきてしまう。中国とか余計にね。うちは信頼してる職人さんと一つ一つハンドメイドで製作する。当然失敗・ミスが発生する時がありますが、その時点でボツ。最後まで製作しません。時間無駄なんで。会計上もロスとして処理します。

  • 型遅れが存在しない

うち、定番しかやってないし、僕がその時に良い革を仕入れるので同じデザインでも全てがバラバラに近い。全てが定番なんで・・・。

  • 在庫が存在しない(在庫欲しいぃ~~)

余剰在庫ってやつが存在しない。まず全て手作業で製作するし、こだわり過ぎてるので少量しかできない。応援してくれる経年変化愛好家、レザー好きの僕と同じ趣向性の同志の方々が購入して頂けるのですが、製作が追いつかない状況。

通販サイト創りたいけど在庫になる前に販売してしまうので、通販用ぐらいの在庫は持ちたいと切実に願う。

 

僕はアウトレットはモノを企画プロデュースする観点から見ると原価や大量生産の虚しさを感じずにいられないのですが、消費者になると大歓迎。良いモノを安く買える事にこしたことはない。

今日もスーツケース以外に夏服とかいっぱい散財しちゃった(エヘ)。