日本経年変化協会の会長の徒然日記

『日本のモノ造りは世界トップレベル』一生愛用できる経年変化するアイテムを企画する日本経年変化協会の会長の日記代わりのブログ

最近の刑事事件と裁判官なんだかなぁ~の報道について

あまり関心がないけど、僕の予想通りだったこのニュース。

news.livedoor.com

この報道の時から示談成立で不起訴になるんじゃない?と思ってました。
一般的には強姦致傷罪で起訴されれば、執行猶予無しの実刑判決で懲役でしょう。TVのコメンテーターも得意げに話してました。示談できれば良型が軽くなるんじゃないか?とかね。この事件は示談するタイミングが起訴前から起訴後で大きく結果が変わる事件でした。起訴とは警察で取り調べを受けて検察が裁判で罪を問い、刑事罰(罰金、禁錮、懲役)を与えるべきと判断して裁判を起こすことです。起訴前と起訴後の示談はこんだけ意味が異なります。

起訴前の示談
基本、被害者が被害を受けたと被害届けを提出して警察が取り調べを行い、書類送検し、検察が再度取り調べを行い、裁判にかけて罪を問うか問わないかを決定するのが一連の流れで取り調べの段階の示談の事です。
示談が成立すると言うことは被害者が被害届けを取り下げることを意味しているので、被害者が居ない状態で、検察も罪を問うことができないので、立件不十分で不起訴と言う判断を行います。今回は起訴前なんで、何の罪に問われる事もなく、釈放となった訳です。
 
起訴後の示談
起訴されてから示談が成立した場合、起訴されているので、裁判になり、日本の刑事裁判は99.9%有罪になることもあり、罪に問われていたでしょう。
示談成立は意味があり、例えば懲役5年が懲役3年と刑期が短縮されたり、場合によっては示談成立の為、検察の求刑が5年未満であれば執行猶予がつくこともあります。

 

起訴前か起訴後どちらで示談が成立するかは被告に取ってはメッチャ重要なんですよね。起訴前なら無罪放免で前科無しなんですから。

当然示談はお金で解決することでしょう。女性であれば自らに置き換えていただき、男性であれば自分の恋人、姉・妹が強姦された時、お金で解決する場合、いくらなら許します??決して安い金額じゃないでしょう。しかも起訴前の示談となれば相手は無罪放免です。なんで、起訴前の示談はかなりの高額(数千万円とか)になると思われます。じゃないと普通許しませんよね。

若いタレントに高額な示談金が支払えると思えないので、母親の有名女優が支払うんでしょう。記者会見では「息子は刑期を務めるべき」とか言ってましたが、しっかり裏でお金を回していたと推測できますね。これはお金持ちならではの解決策です。

 

ほんで、最近もう一つ気になったニュースがこちら。

news.livedoor.com

簡単に事件の概要をまとめると殺人を犯した犯人の友人が死体遺棄を手伝ったとして死体遺棄の罪に問われて裁判になり、「大型犬の死体だと思って、まさか人間の遺体とは思わなかった。」と無罪を主張して、結果、懲役1年執行猶予3年の判決が出された。と言うもの。ここまでは普通だけど、裁判長が判決理由を読み上げてる時に、被告人弁護代理人が吹き出して笑い出したと言うのが興味深いニュース。

個人的には検察贔屓の不誠実な裁判官ってまだいっぱいいるんだな。って言う感想。

 

判決理由「人間の死体と思わない理由がない。」と言うもの。

東京三鷹バス痴漢冤罪事件の第一審の判決理由と同じ。
「痴漢していない証拠がない。から有罪。」
と言ったバカ判事と同じよ~な理由。刑事裁判の本質を理解していないのと、出世したくて検察寄りの裁判官にありがちな判決なんですけどね。

『疑わしきは罰せず』
が刑事裁判の大原則。被告人が無実の証明をする必要はない。
裁判は原告。刑事裁判であれば検察が有罪の証拠を集めて証明しなければならない。証拠がなければ冤罪を防ぐため、疑わしくても無罪にしましょう。を

ってのが大原則で被告が証明義務ないのに、理由がないと言う判決理由は普通の裁判官なら書けないはずなんですけどね。

刑事裁判の裁判官は無罪判決を下すと出世できない。検察が起訴したから有罪と言う裁判官が多い。なので、無罪判決を下した事のある裁判官は正義の裁判官と言える。
世間の目がある中、オウム事件で検察の立証不十分で疑わしいけど無罪判決を下した大島判事は正義の判事の代表的な例だと思う。過去記事でも僕は絶賛した。

 

japanaging.hatenablog.com

今回の事件でも被告人弁護の代理人は裁判の途中で裁判長の能力不足が分かっていて判決当日に控訴の書面を持っていたそうなんで、予想通りの判決理由に笑えたんでしょうね。裁判官はいかなる時にも平等な感覚が必要だと思います。

 


【追記】日本の裁判もこんな感じに変われば良いのに

個人的にこんな裁判官が増えるのは現状の裁判が良くないのかと思います。個人を尊重する民主主義の大国アメリカの裁判はわりと理想かと思います。

【アメリカの裁判の特徴】
・検察は日本よりも比較的簡単に起訴する。
・それ故に日本と比べると無罪が出ても驚かないぐらい無罪判決がある。
・被告人の上告は認められるが検察の上告は認められていない。

 日本の検察の言い分は

「有罪確定と思える案件しか起訴していない。だからの裁判は99.9%有罪で俺たち検察は優秀だろう??だから無罪判決を出す裁判官は可笑しいんだ。」

だ言うもので、判検交流と判事と検察が交流する文化もあり、裁判官はべったり検察と癒着していると思われても仕方ないのが現状。万が一、第一審で無罪判決がでても検察が上告してほぼ逆転有罪となる。だから、日本で無罪判決や逆転無罪判決が出ると非常に珍しいからニュースになるんですな・・・。

それに比べてアメリカの検察もできるだけ有罪の確率をあげようとしているけども、裁判が日常的なお国柄が日本では起訴しないような案件でもすぐに起訴する傾向がある。

「あいつ多分犯人じゃない?多分犯人だと思うから裁判で皆に判断してもらおう。」

と言うノリかと思われる。

陪審制と言うこともあるけども、そんな感じだから無罪がでてもさほど珍しくないよ~で、裁判官も無罪判決を出すことに抵抗がないから正しい判断ができる確率は少なくとも日本より高いと思う。被告人が無罪となっても検察の上告が認められていないので、逆転有罪もない。

日本の裁判官も正しくしがらみがなく判決を下すことができる環境整備が必要だと思う。

機能性と趣向性

僕の趣味は釣りと単車と車。

釣りのは趣味。単車も趣味。

車は仕事用の足とプライベートは分ける。

プライベートは運転を楽しみたいから、MT(ミッション)車に乗る。

現在愛車カマロの乗り換えを検討中でVWゴルフのGTIのMTを第一候補

Volkswagen M/T Lineup Debut!

後国産で良いMT車無いかなぁ~。ここでショックな出来事。

僕は国産はTOYOTASUBARU、MATUDAが大好きなので、三社にMT車を言うと三社がMT車両のラインナップがカタログ落ちらしいですよ。

どうした日本???

MT車両が売れていないかららしいけど・・・。日本は欧米に比べて上り坂や渋滞が多いのでMT車両はシコシコとギアチェンジして半クラが大変だけど、運転する楽しさはMTが車両だろう??

先日SUBARUのディーラーに行って驚きの事実。

現状新車でMT車両はフォレスターWRXしかMT車両はラインナップされていないらしい。

サイドブレーキが電子化されてヒルクライム機能(サイドブレーキ解除後、約1秒間ブレーキがかかった状態になる)が搭載されてSUBARUすげーってなった翌年にMTが車量が廃止。SUVは好きじゃないので迷わずWRX商談に入る。

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 久しぶりに右ハンドルMT車両。ワクワクするね。

モノには機能性と趣向性が存在する。

国産ではLEXUSが人気らしいけど、走る応接室のどこが楽しいんだろう??

足として考えるならば、ハイブリッドや電気自動車LEXUSは良いだろうけど、運転して楽しいは機能性度返しだ。

僕が企画するアイテムは趣向品だと思う。

地獄の釜が開く日~だからお盆は怖い~

今日からお盆です。職人さんもスタッフも帰省致しました。
僕は生まれも育ちも今住んでるところが地元なんで、帰省とか無いんですけどね。

お盆は毎年思うこと。

「あの世とこの世が非常に近くに感じる日でもあります。」

 幼少の頃からお盆になると「死んだらどうなるのかなぁ~??」考えこんでしまいます。Wikipediaによるとお盆とは

『夏に行われる日本の祖先の霊を祀る一連の行事。
日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事である』

とあります。やっぱり心霊とかの類の行事なんやね。


幼少の頃からビビってきたし不思議な行事

そもそも僕の家は母方も父方も熱心な仏教の家だ。特に母方の祖母は熱心で僕が小さい物心つく時から高野山だの比叡山だの寺に連れ回した。

「死んだらあの世ってもんがあって、閻魔大王の前に連れて行かれて生きてる時に悪いことしてると地獄に落とされて、悪いことしてなければ天国へ行くんやで。」

と真顔で再三となく言われた。お寺には地獄絵とか天国の絵とかあって、寺の坊主も真顔で頷くし、両親に本当か尋ねると「ホンマやで。」言われて幼いながらに頑なに信じた。

お盆はそんな僕には特別な行事だった。
いつも仕事で忙しい父親がお盆は連休だったので、仕事よりも大切な行事だと思った。仏壇を綺麗に掃除し、いつもより豪盛な草花で飾り、線香の香りに包まれ、廻灯路でぼんやりと照らされる仏間はあの世のような感覚を受けた。墓参りで先祖に生まれてきた事を感謝するよ~に言われてた。今だに「今日も元気に生きてます。あっざっす!!」と拝んでるぐらい(笑)。本日もやりましたが、『お迎え火』と言うもの。

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『おがら』と言う太い藁みたいなものを玄関先で燃やす。この火の灯りを目印にご先祖様が帰ってくるそうだ。ちなみに幼少の頃に『おがら』ってなあに??と訊くと

「『おがら』は燃えたら人のお骨に見えるものやで。」

と怖い事を言われた。確かに今思えば火葬の時の光景を彷彿とさせる・・・。同様にお盆の最終日には『お送り火と称して帰宅したご先祖を再びあの世に見送る。


お盆における禁則事項

お盆の間にやっちゃいけない禁則事項があった。

・海や池、川など水辺に近づかない。
・山に行かない。
・虫取りや草花、石を持って帰らない。

だ。子供の頃からファミコン的なゲームが弟は大好きだったが、僕は苦手でセミ取りや魚釣りが大好きだったので禁止されるのは苦痛だった。何故禁止なのか理由を尋ねた。

「え~か。仏祭りをしてもらえない死者や成仏できていない霊は無縁仏と言って、お盆は地獄の釜が開く日で行く宛の無い無縁仏もこの世に降りてきて、水辺に集まったり、虫や山の草花にとり憑く。だから海や川とか山に行くとあの世に連れて行こうとするんやで。」

とメッチャ怖い事を真顔で言われた。その代わりプールは人工的なモノと言うことで何時も忙しい父に連れて行ってもらってプールで水遊びを楽しんだ。

今年も早速ニュースで流れていたがお盆になると一気に水難事故が増えるよ~に感じて、『引っ張られた』んかなぁ~と怖い感覚に囚われながらニュースを見てしまう。


一度だけ禁則事項を破った。それから2度と海で泳いでいない

それから大人になって一度だけ禁則事項を破ったことがある。
26歳の時、学生時代からの釣り仲間に盆休みに和歌山の方へ海水浴に誘われた。お盆だから忙しいと一度は突っぱねたが、女性陣も参加するから皆で海辺でBBQしようと。もう社会人だし、当時気になる女性も参加するとのことで「泳がない。」と言う約束で誘われるがままに参加したことがあった。BBQしながら海が目の前なので皆泳ぐ。泳がない理由を女性からも言われて「この時期はクラゲが居るから。」と訳の分からない理由で断っていた(笑)。気になる女性からも「クラゲいないよ~。おいで~。」と誘われたところで、Hな気分も働き(笑)?禁則事項を破って泳いだ事がある。「な~んて事ないやん。」と安心して楽しい海水浴を過ごした。

でも生まれて初めて、お盆の海の恐怖を知った。ってか思い知らされた。

夕方になったので、そろそろ岸に戻ろうと泳ぐがどんどん沖に流される。泳いでも泳いでも浜辺に辿り着かない。浜辺を見ると仲間達がLEGOブロックの人形サイズになるまで沖に流されている。やばいと焦りが恐怖に変わった瞬間、足首に痛みが走り引きずり込まれた感覚。一瞬の出来事で「サメか??」と思った。沈みながら足元を見ると真っ暗で何も見えなく底がないのかと思った。もがきまくった。人生で初の溺れるって経験。苦しいながらに祖母の「盆に海へ行くな。」と言うことが脳裏をよぎった。祖母の事を思い出した瞬間今度は腕を引き上げられた。海面に浮かび上がって我に返ると服を着たままの知らないオッサンが腕を掴んでいた。

「あんたさっきから何しとるんや!!」

と地元の方で僕がボ~と海に浮かんでいてどんどん沖に流されてるから不審に思って他の方々とボートで向かってくれたらしい。声かけてくれていたけど全然聞こえてないし、ボ~とせず懸命に泳いでいたつもりだったんだけど・・・。

浜辺にあがって仲間達も驚いていた。

それから10年以上経った今でもプールでは泳ぐけど、海水浴は一度もしていない。も~トラウマだね。

 

お盆はやっぱり神秘的な何かを毎年感じさせてくれる行事だ・・・。

長生きしたいな~。

やっぱり傑作だ(自画自賛ブログw)

久しぶりに個人的なブログを更新。

ちょっとね体調崩しまくりのうえ、猛暑で最近マグロ状態でありました。何か手が痺れるし、若干痛ぇ~。一時のもんかと思っていたら、症状が長引くどころか悪化してるから、ひょっとしてアラフォーだからリウマチ?それとも痛風??とビビって神戸でイチバン大きな病院で診てもらう。色々検査したら手根管症候群ですね。」って何っすか?それは?ってな感じで盆明け手術らしいです。局部麻酔の手術で日帰りらしいですけど。怖いからいっそのこと全身麻酔プリーズってのが本音ですが(笑)。

ニハトモアレ、ここ最近継続してオーダーとお問い合わせが多いのがやはりショルダーバッグ『Lance』です。日本経年変化協会からのお客様であれば、皆様コアな方々が多いのですが、何か初めての革製品的な方々や、女性の方々も多い。何やろね~。と思っていたら、通販サイトでお世話になってるBASEさんのポータルサイトBASE Magたるものに紹介されていたらしい・・・。

basemag.jp

結構他のショップさんも面白くてついつい閲覧にふけってしまう面白いポータルサイトで、うちはこんな感じでスタッフブログがまるまる引用されている感じで紹介されてました。

basemag.jp

掲載しますよ~。の事前報告ないもんなんやね(汗)。

掲載から結構経ってから喜んでる僕って・・・。

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これ私物なんですけど、僕はネイヴィーを愛用してます。オリジナル皮革でレギュラーモデル製作してるから、オリジナルレザーでの経年変化を見たいし、やっぱり育ててみたい。

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グリーンをオーダーしてくれたお客様に偶然出会ってグリーンもメッチャえ~な~。と見とれてしまった。このオリジナルの革は色んな革で『Lance』を製作してみて、試行錯誤繰り返して作り手とタンナーさんとでえ~とこ取りした革なんで、鞄作る為の革って言えるからレギュラーモデルは傑作だと思う。

実際丁度良い大きさってのもミソなんだけど。本当に使いやすいんだね。
一生モノ入門の育てる鞄になった。

次はボストンバッグを企画してるから、楽しみだ~。

高級品ではなく、上等品を・・・。

ブログのタイトルに有る通り、僕が商品プロデュースを行う際のコンセプト。
高級品じゃなくて、上等品を作りたいなんですよ。

本日はWEB Shopにスキン専用ケース『Dear Skin』を掲載した。


ジョークグッズやなくて、モノ造りに携わる意地なんですよ

スキン。
所謂コンドームで、避妊具の専用ケースだ。
性に関しては日本人は奥手で、おおぴらに話題にすることはナンセンスとされる。

でもぶっちゃけ、子供が居る家族は両親がセックスした結晶が子供だ。

子作り以外の目的、所謂、愛を確かめる確認やら快楽でセックス・性行為を行うのは地球上で人間だけ。子作り以外の目的で妊娠は望ままれない。コンドームの避妊率を公開されている統計で見てみよう。

コンドームは精子を物理的に遮断するもので理屈で言えば100%避妊できる。
しかしだ、実際には88%と言う避妊率。
某大手コンドーム製作メーカーの調査によると「コンドームを正しく使用していない」事例が含まれるようだ。では正しくコンドームを使用したら100%なのか?否、統計上97%なんだ。3%は正しくコンドームを使用したけども望まない妊娠が発生している。100人に3名の割合だ。

これはコンドームの破損によるもの。男性の僕からすると

「今晩は一発ヤルぞ」

と息巻いた男性はデートの前に避妊具であるコンドームを携帯する訳で。
よく聞く話ではコンドームをお財布に忍ばせるそ~な。
お財布をポケットに入れて持ち歩くクセが有る人は財布の中の圧力。もしくはこれからの時期車のダッシュボートに潜まさせると圧力や熱で破損する可能性は十二分にある。

・大切なお金を保護するのにお財布がある。

・大切なカードを保護するのにカードケースが存在する。

・大切な鍵を保護するのにキーケースが存在する。

・それら大切な小物を保管するためにバッグが存在する。

大切なモノを保管・保護・携帯するために専用ケースがあるのにスキンは何故ないのか??

そこから産まれたのが『Dear Skin』だ。

ただしジョークグッズと思われたくない

だから僕は徹底してデザインに拘り、素材に拘り、仕上げに拘った。全てをハイエンドで仕上げ、スキンしか収納できないパターンを希望した。

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そうして出来上がったのが『Dear Skin』だ。

2014年にリリースしてリスペクトを頂いたが、原価計算をしくじって赤字アイテムとなった。原価計算を見なおしても鞄を製作する方が利益率ははるかに高い。

スタッフ、製作職人からも反対の声が上がったのが事実。

牛2.5頭分のレザーで全て『Dear Skin』に製作につぎ込んだ。

ジョークグッズでない。他でやってない。

だからうちで真剣に大手で出来なクオリティーと価格でリリースする価値がある。

何か意地なんだよ。

モノ造りに関わる身として作品を通じて意義や意地を配信したいと思う。

避妊具専用のケースでここまで無駄なハイスペックは無いだろう。

企画した僕自身がニヤニヤしてしまう。

傑作なんですよ。

今の医療って凄いよ!!

今日はたっぷり事務仕事した感じ。
事務仕事すると目と脳みそが疲れます・・・。

普段は外食メインだけど、今日は早く帰宅したので、久しぶりに母親の手料理かなと思いつつ、夕食までに書斎で読書にふけようと珈琲入れて、ジャズのBGMをかけて、本を開いてしばらくするとキッチンから

「痛ッ!!」

と母上の声。ど~したのと言うと玉ねぎ切ってて包丁で指を切ったらしいけど、大丈夫と言うので、気をつけないとと言いながら読書に戻る。10分ぐらいしたら

「お兄ちゃん、血が止まらないどうしよう??」

と母親(僕は長男なので、お兄ちゃんと呼ばれる)。振り向くと床にポタポタ血が垂れてる(ひえぇぇ~)。キッチンは血のついたティッシュの山(キャ~)。

「包帯探して~」

っていや病院だろ(汗)。
落ち着いて~。包丁で指切った場合は救急車呼んで良かったっけ?

「救急車はご近所さんの目があるから嫌や!!」

う~ん。島国・村社会、日本。
そんな事言うてもメッチャ血が出てるやん。取り敢えず僕の車で救急病院や!!

神戸で一番医療が充実してると言われる一番デカイ病院の神戸中央市民病院の救急外来に駆け込む。夕方19時ぐらいで患者さんいっぱい・・・。その大半は子供。急な発熱とかかな??外出中の弟にも連絡したので、心配して弟も病院にやってきた。

待たされるのかと思いきや看護師さんが様子みて、

「血止まってませんね・・・。」

と言われて、優先的に呼ばれた。付き添いは一人まで同室できるとのことで、弟に行って来いと言ったが、母上のリクエストで僕が呼ばれた。心配だけど血とか苦手なんですけど・・・。


すげ~よ。今の薬とか医療

若い先生。土曜日の夕方の救急外来とか若い先生が回されるんだなぁ~と思いつつ。診察開始。血が出るから傷口が良く見えないらしい。洗い流さないといけないけど、かなりズキズキ痛いと言う。

「麻酔して洗浄しましょう。」

と先生。
ま、麻酔??そんなに重症なの??と後ろで聞いて不安に思ってると、歯磨き粉みたいなチューブの薬を持ってきて傷口に塗り始めた。え?それが麻酔なんですか?

「5分ぐらいしたら効きますよ。」

マジで??5分間世間話してました。
「息子さんが来てる革ジャンってBUCOですか?」

え?先生分かるの。J-24はテッパンですよね~。
先生はJ-24のロングタイプを愛用しているらしい。メディカル業界にもレザー愛好家嬉しいじゃないですか。

母親がおもむろに

「ホンマや痛くなくなった。」

と・・・。マジで?塗り薬タイプの麻酔すごくね??

で外来の洗面台みたいなところで流水で血を洗い流して、傷口を丁寧に確認。

「神経や腱が切れてたら顕微鏡で手術が必要ですけど、神経や腱は幸い大丈夫そうなんで大丈夫ですね。昔は縫ってましたけど、今はこれぐらいなら自然治癒に任せる温存療法なんですよ。」

縫わなくても良いの??
また別のチューブの薬を持ってきて塗る。抗生物質の新しい軟膏らしい。切り傷、擦り傷、火傷にメッチャ効くらしい。
そんなん家あらへんよね?オロナインぐらいしかないよな。と話してると先生が

「じゃぁ~これ新品で今開封したんで差し上げますよ。」

え?頂けるんっすか??診療報酬の内訳みると薬代ついてなかったので本当にくれたんですね(驚)。

「じゃ今はこんなのあるんですよ。」

と先生が取り出したのは指サック。革ジャントークで盛り上がったので、フレンドリーに色々解説してくれる(笑)。密閉しない指サックでサック内に薬が塗ってあるらしい。今日だけ指サックして明日からは貰った軟膏とバンドエイドでウソみたいに傷口がくっつくらしい。すげ~。

でお会計が保険証持って行って2,700円と安かった。
救急病院って現金が必要かと思って病院内のATMで下ろしたけど、手持ちで十分でした。

良い先生に当たってラッキーでしたし、今は凄い薬とか進歩してると感激。

 

【追記】
帰りに車の中で母親が
「軟膏よりもあの塗る麻酔が欲しかったわぁ~。」
と一言。確かにあの麻酔欲しいよね~。

【追記2】
結局夕食は遅くなったので、ファミマの冷静バジルパスタでした(笑)。

 

怪我や病気しないのが一番だけどね。

ゆとり世代こそ視点を変えれば好きなことできるのに

最近”ゆとり世代と呼ばれる世代が社会人に多くなってきて対峙することも頻繁となってきました。悪く言われる事が多いけど、僕の10代、20代と比べると対して変わらないと思います(笑)。

連休前から複数のメディアの取材を受けたんですけど、その中で

「会長はゆとり世代についてどう思われます??」

と質問されて「へ?」となって別にど~も思いませんと答えたけれども(恐らくファストファッションを愛好する事についてと言う意味だと思うけど取材の流れ的に)、今冷静に考えるとゆとり世代は恵まれてチャンスいっぱいだと思う。

 


凄い技術の進歩で環境は抜群だよ!!


僕の世代は団塊の世代Jr”ってやつで、携帯電話やPCが普及したのは大学に入ってから。高校生の時とかはポケベル持ってる同級生はおませちゃんって感じでした。ポケベルが鳴らなくて♪』と言う切ない歌がヒットしたっけ・・・。

インターネットは今では常識かもしれませんが、僕が大学の時は家庭でインターネットは自宅の固定電話の回線でやってた。ネットやってると固定電話が使えないと言うすごい状況で接続の間は通話料金がかかると言うシステムでネットすると電話代があがって親に叱られた。

今や光やケーブル接続が普通になって自宅で快適なネット環境があるし、スマホタブレットと言った端末まで登場。ゆとり世代の人たちは違和感なく、なんなく使いこなす。僕から見たら凄いことです。僕がスマホになったのはつい最近で、ゆとり世代の人たちが先生になって色々教えてもらっております。

僕から見れば新しい技術に違和感なくとっつけて、使いこなすんだから凄く柔軟な世代なんだろうと思う。人間的に未熟な事はどの世代も若い時はそうで、歳を食ったら大人になると思います。新しい便利な環境は恵まれているの一言です。


技術の進歩は情報配信が個人メインでやりたいことやるチャンスだよ

このネット環境の充実に比例して新しいサービスSNSとかね。

僕だって、ブログとSNSだけでコンテンツを配信して色んな人達に応援してもらっています。これ凄いことなんだよ!!皆当たり前のようにSNSとかやってるけど、一昔前はお商売やってる人が情報配信しようと思えば、TV、新聞、ラジオ、広告しか方法が無かった・・・。しかもメッチャ高額な予算が必要だから誰でも出来るもんじゃなかった。でも今は誰でも無料で手軽に情報配信ができる。

逆にTVやラジオ、新聞がネットのコンテンツを後追いで放映するぐらい。有名なブロガーさんやYouTuberがさいたる例だと思う。情報配信は個人のコンテンツがメインになってるんだと思う。

ゆとり世代の人たちはユニークな人が多いから好きな事で食べていくチャンスが僕の世代より格段と大きいと思う。


自分の事になると変に現実的なのがもったいないなぁ~

今年に入って、とあるゆとり世代の先駆けの青年に出会った。彼はミュージシャンらしく(厳密には目指してると言った方が良いかもw)、音楽の為に生活を切り詰めて頑張ってる。かれも例に漏れずゆとり世代特有のIT機器に詳しい(凄いねほんと)。

とは、言っても僕もこんな仕事しているので、ここ近年ミュージシャンやアーティストはもちろん、職人さんやデザイナーを始めとしたクリエイターの方々と交流も多いのですが、クリエイターでプロとやってる人たちは妥協なく、繊細なんですよね。でも彼は何かにつけて非常に雑なんで、それから言うと向き不向きで言うと残念ながら向いていない。だから時折、

「ミュージシャンぶるんじゃないよ!!」
「何か事件起こしたら”自称ミュージシャン”で報道されてまうで!!」

とからかうと苦笑いで交わしている彼が、ポツリと言った一言が印象的

「年齢的も限界なんで・・・。」

聞けば向き不向きは置いておいて、やはり好きだけあって業界は調べてるみたいでレコード会社と契約するには例外はあっても一般的に暗黙の年齢のボーダーがあるそ~で。

僕が唯一ゆとり世代に悪く言うとすれば自分の事になると変に現実的ってことかな。正当な理由を見つけては現実的に諦める・・・。もったいないですよ。ホントに。

 


好きな事を見る角度を変えてみたらどうかな??

最近出会ったミュージシャンの彼もそうだけど、好きな事を見る角度を変えてみたらどうでしょう??残念ながらプレイヤーとしては向いていないのかもしれない。だからことわざに『下手な横好き』と言うのもある。

下手だろうが上手かろうが好きなものは好きで彼の場合は音楽が好きなのは紛れも無い事実なんでしょう。自分が好きなことは他人に言われる筋合いは無いもので、音楽が好きでプレイヤーが向いていないなら音響やライブの演出のお仕事、CDジャケットのデザインなど音楽に関連する仕事はできる可能性はかなり高い。音楽評論家って言う崇高なお仕事まである。

野球が大好きでもプロ野球選手になれるのは一握りで野球に携わる仕事ならかなり間口は広いのと同じ。

僕自身もそうだけど、好きだからこそ多少しんどい事があっても夢中になって熱中できるのが仕事だと思います。

 

取材インタビューでまともに答えられなかったのでまともに答えてみた(笑)。

インタービュアーによって本業に関係ない質問が来ることが分かって、ちょっとビビってます。